85-hi’s blog

side fire を目指すブログ。好きなものは、将棋、数学、ポケモン、YouTube、子供と遊ぶこと。

倉敷藤花戦(11/18)

31大山名人杯倉敷藤花戦第2局

昨日は第31大山名人杯倉敷藤花戦第2局

▲西山女流四冠ー△里見倉敷藤花 の対局がありました。

棋譜などの詳細は将棋連盟リンクから参照ください。

https://www.shogi.or.jp/match/touka/(将棋連盟ページ)

 

さあ観戦記書くぞ!と思って棋譜をみてみましたが、

一手も分からない。

私自身が振り飛車を指さないのもそうですが、序盤から角交換したり、桂頭叩かれたりしても耐えられるの?ちょっと意味が分からない。こういう序盤ができるのは本当に専門家な感じがあるなあ。ちなみに、前回の2枚銀はまるで使いこなせなかったです。最低でも中飛車三間飛車と向飛車が指せないと無理だわ。

なんやかんや序盤が終わって中盤勝負。後手が桂銀交換の駒得になりますが、そこからもまた長い。持ち時間がなくなってからは、明らかに精彩を描いた印象もありましたが、実際に敗着になるようなものって何でしょうね。第一印象は64角37角の交換が味が悪いかなあ。

それでも、個人的に一番嫌な負け方は序盤研究に嵌められることなので、全面戦争をして決着をした勝負ならあまり悔しくならないのではないかと思います。こう言う将棋が指せるようになりたいですね。

悪手についてはソフトに聞いてみましょう。

 

ソフトに聞いてみる

検索エンジン、思考時間は図の通りです。後手の疑問手をいくつかピックアップ

 

(A)疑問手102手目△54馬(66)(-1427→-948)

結果的に馬桂と飛車の交換では損になっているかも。

第一候補は△6七歩打▲同金(68)△7八銀打。第二候補は単に54金。

守備駒の多さを信用して一気に駒得しにいく順だと思われるが、見慣れない形の先手玉に対して距離感が掴めなかったか。

 

(B)疑問手106手目△66角(86)(-938→-460)

個人的には角を打ち返されて虚しくなった手。

他の候補で△5六桂打▲5八金(68)△8七飛打▲3七角打△6八銀打。手順に飛車を詰ませる妙手順、81飛車が消えている。ただし進めていくと、精算して▲55桂から怖い。瞬間的に飛車角が止まるのでまだまだ先は長そうだ。

 

(C)疑問手102手目△65桂(-1427→-948)

37飛車が好便なのでその分が損になったかのかも。

ソフトの候補は△76龍△68角△12香△22角。

後者2つはヤバすぎる。△76龍は飛車の頭を押さえたり、角が動けば35桂があるので、まだ思いつきそうではあるが。

 

(D)悪手134手目42銀打(-595→296)

ここまでくるとそれはそうだよなという感じが。

他の受け方として△4二銀(31)▲3二飛成(37)△3一金打が出てくる。龍を作らせても手番を取るという考え方。龍に匹敵する速度の攻めを繰り出せるのか、見えてないと指せない。劣勢の側としては、攻めと受けの両面を考えさせることによって逆転を呼び込むとも考えられる。

 

中盤は色々あって面白いね。