実戦詰将棋4
33角打、77桂、同角成、同玉、と進んで問題図
これが詰みなら同銀しかないわけで、69龍となれば角切りが成立するという読みができる。また合駒をケチるのが悪手だったことになるが、これを詰められるか。(実戦では指されなかったけど)
正解は↓
65桂、68玉、77角、同銀、同桂成、57玉*、65桂、46玉*、45歩、55玉、56歩、45玉、46銀、同玉、47香、54玉、34龍、55玉、64龍、66玉、76成桂、同玉、75龍まで23手(最終図)
龍がすごいところまで来るね。
変化はかなりあるけど、
57玉*のところ77桂成が意外と取れない。取ると、65桂、66玉、77銀、55玉、35龍、45合、54香、65玉、73桂まで(参考図)
9筋へ行っても96香から吊り上げられて96歩97歩成で捕まる。また46玉*を66玉としても76成桂同玉75銀65玉77桂55玉35龍でやはり捕まる。
これ全部読むのに何分かかるんだろう。30分対局なら当然読むべきなんだけど。5分くらいだと「勘」のレベルになりそう。短期的な勝利という結果を求めるなら読みから外すこともあるが、長期的な棋力向上の為に読みの訓練として必要なんだろうと思う。